Blog-Nami Miyashita

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蕨市で「蕨市水道事業ビジョン」(案)示される

蕨市上下水道審議会報告 

 

2月13日、蕨市上下水道審議会が開催され、委員として参加しました。

議題は「蕨市水道事業ビジョン」(案)について

蕨市水道ビジョン」の計画期間が満了を迎えるため、本市水道事業が現在抱える課題に対して、中長期的視点に基づき将来あるべき理想像を示し、具体的な取組を示すもので、新たな名称が「蕨市水道事業ビジョン」(「事業」という言葉が付け足された)で、2023年度から10年間の新たな計画策定です。

厚生労働省は、50年後、100年後の将来を見据え、水道の理想像を「安全」「強靱」「持続」の観点から明示したものです。

 

蕨市水道ビジョンの目的は

市民生活や経済活動を支えてきた水道を維持できるよう、安全安心で清浄な水を未来永劫にわたって安定供給し、また経営基盤及び財政マネジメントの強化を図り健全な水道事業を推進することです。

 

本市での取り組み

審議会で頼高市長は「水道管の耐震化をマニフェストに掲げて取り組みを進めたこと、基幹管路の耐震化率は2021年度(令和3年度)末で96.2%となり、40%台前半にとどまっている全国平均を大きく上回っている」「指定避難所となる学校に、応急給水栓の設置(蛇口の付いたスタンドパイプを設置し、飲料水を確保できる)を進め、今年度末で10校中9校で完了し、新年度で全て設置されること。水道管の耐震化や老朽化対策などにより、2021年度決算時の有収率が96.9%であった」ことなど、蕨の水道事業を着実に進めてきたことが示されました。

 

委員から地球温暖化により地震のほか台風等の災害対策の課題について問題 提起されました。

 

私からは、市民生活に直結する県水(県から買っている水で、これが値上がると市民の水道料金に大きく影響する)の値上がりについて、質問し値上がりは発表されていないと回答がありました。

また、災害用応急給水栓の整備状況についても質問しました。

災害時、避難所で市民が使える水道(写真)は蕨市が力を入れて整備しているものです。これがあることにより水を確保でき、市内でひとつの給水車が到着するまでの間、飲み水以外で使用する水の確保ができます。