Blog-Nami Miyashita

120%困っている人の力に 蕨市議2期目。

A Mother's Lullaby お母さんの子守唄

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「お母さんの子守唄」

 

広島市の近くに大きくて古い木が一本あります。

 

長年を通してその木はたくさんの出来事を見てきました。

 

ある夏の夜、その木は、一人のお母さんが女の子に歌ってあげている子守唄を聞きました。

とても幸せそうで心地い音でした。

 

でも、木は、悲しい出来事を思い出してしました。

 

※※※※※※※※※※

(木の語り)

 

そう、それは80年前のこと。

 

わたしはあの夜に同じ子守唄を聞いたのです。

 

その日の朝、大きな爆弾が広島市に落ちました。

 

たくさんの人の命が失われ、傷つけられました。火傷を負った人たちが至る所にいました。


私はとても悲しかった・・・。

 

すごく暑い日で、わたしのそばで倒れていた人も何人かいた。

 

わたしは彼らに『こっちにきて木陰で休みなさい』と言い、彼らはすぐにわたしの元に来ました。

 

夜になり、すでに何人かの人たちは死んでしまいました。

 

ふと、ある、力のない声を聞きました。

 

それは子守唄。

 

女の子が小さな男の子に歌ってあげている子守唄でした。

 

「お母ちゃん、お母ちゃん」とその小さな男の子は泣いてました。

 

「泣かないで」と女の子は言いました。「お母さんならここにいるよ」と言い、また歌いはじめました。

 

彼女はとても弱っていましたが、死にそうな小さな男の子のために、お母さんになってみました。

 

腕に男の子を抱いて、本当のお母さんのようになってみたのです。

 

「お母ちゃん」と男の子はまだ泣いていました。

 

「いい子ね」と女の子は言い「大丈夫よ」と、もっとしっかりと腕に抱いて、また歌いはじめました。

 

しばらくしたら、男の子は泣き止み、静まりかえりました。

 

 

死んでしまったのです。

 

 

でも、〝小さなお母さん〟は歌い止みません。

それは、悲しい子守唄。

 

女の子の声はだんだん弱くなりました。

 

太陽が昇るころ、女の子はもう二度と動くことはありませんでした。

 

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Japanese translationNami Miyashita

訳(全文):宮下奈美

 

二度とこのような悲しい出来事が起きないよう

子どもたちが生きる未来が、幸せであるよう祈って

 

202186 広島 原爆投下から76

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