Blog-Nami Miyashita

蕨市議3期目を目指す ジェンダー平等#自分の名前で生きる自由 選択的夫婦別姓の法制化を!

一般質問から〜ひとり親への住宅助成の幅拡がる

ひとり親世帯民間賃貸住宅家賃助成制度拡充

 今年(2021)の4月から、ひとり親世帯を対象に3人以上世帯に限り、助成対象の家賃上限が6万円から8万円に引き上がりました。

わたしが2017年の市議会の一般質問で取り上げ、要望した結果です。

 

ひとり親世帯民間賃貸住宅家賃助成制度とは

民間の賃貸住宅に入居しているひとり親家庭に家賃の一部(10,000円)を助成して、生活の安定に役立てる制度です。

1995年・平成7年4月1日から制度がスタートし、今年で26年が経過しました。

対象条件 として

1.蕨市に1年以上住んでいるひとり親家庭世帯

2.前年分の市民税が非課税世帯

3.月額1万円以上6万円以下の家賃を支払っている事

が条件でした。

しかし、約4年前に市民相談で「3人子どもがいて男の子と女の子がいて部屋が2つ以上必要なのに上限6万円までって無理がある」との声がありました。

私も同様に思い、疑問に感じたので、この制度に関して2017年(H29)12月市議会の一般質問で取り上げ、家賃上限を広げて欲しい事と、この制度は「高齢者 重度障害者 ひとり親世帯 民間賃貸住宅家賃助成要綱」に基づいていることから、高齢者や重度障害者は単身や2人世帯が多い事に対し、ひとり親世帯は3人以上の家庭も多く、世帯人数が違うのにひとくくりにしているのは、制度としてうまく機能しないのではないか、ということを問題提起しました。

 

そして制度拡充に

今年の3月市議会で、家賃上限の対象が6万円から8万円に拡充されました。

※3.の6万円以下 という部分が8万円に変更になりました。

 

当時相談された市民からは「これで助かる人が増えるね」「嬉しい」など喜びの声が党市議団に届けられました。

 

また、助成額の1万円を2000円でも3000円でもいいから上げてほしいこと、そして、2人世帯に対しても対象としてほしいことを要望しました。