3月議会がはじまります
3月定例市議会はじまる
市立病院の建替えなど、くらし守り未来を展望する議案が提案
蕨市議会第1回定例会(3月議会)が2月17日に開会します。
17日は、よりたか市長の施政方針の表明の他、市長提出議案の説明などが行われます。
提案される市長提出議案は全部で34件です。
内訳は、条例案が市立病院の建設資金に充てるための基金を設ける市立病院基金条例など12件、補正予算案が市立病院建設基金積立金10億円などを盛り込んだ一般会計補正予算案などの6件、予算案が新年度の一般会計予算案など9件、人事案が教育委員会委員の任命の同意の1件、その他が財産(新庁舎の備品)の取得についてなど6件となっています。
また、陳情は、郵送により「日本で解決すべき問題として、普天間基地周辺の子どもたちを取り巻く空・水・土の安全の保障を求める陳情」が、申請者等の持参により「国に対し『消費税の適正証明書等保存方式(インボイス制度)の導入中止を求める意見書』の提出を求める陳情書※」「国や県に対して『学校給食の無償化を求める意見署』の提出を求める陳情」の2件が提出されています。
今議会では、郵送により提出された陳情を除く2件が審議されます。
今後のスケジュールは
2月27日〜3月1日まで代表質問と質疑
3月2日〜6日に常任委員会等での審議
3月14日と16・17日に一般質問
23日 閉会
の予定です。
新年度一般会計予算の概要
一般会計予算案の総額は277億円。
年度比1億8000万円減ですが、過去3番目に大きな予算額となります。
歳出では数多くの市民要望が計上されました。以下、新規事業や日本共産党市議団が要望していた事を中心に主なものを紹介します。
総務費
〇新庁舎建設に関わる工事・備品整備・移転など
〇外国人受入環境の整備
〇町会活動デジタル化支援
〇ポストコロナ町会活動再開支援事業補助金(町会活動再開に向け各町会に一律30万円)
民生費
〇障害福祉計画等の策定
〇高齢者福祉計画等の策定
〇福祉連絡システムの見直し(固定電話がなくともシステム利用が可能に)
〇子育てファミリー給付金(4月1日以降生まれの新生児一人当たり5千円)
〇子ども家庭センター事業
衛生費
〇10か月児健康診査
〇出産・子育て応援事業
〇地球温暖化対策等設置費補助金の拡大(定置用リチウムイオン蓄電池等を対象に加え太陽光発電システムへの補助を拡充)
〇折りたたみ式燃やすごみ回収BOXの設置
〇ごみのふれあい収集
〇水道基本料金の4カ月無料)
商工費
〇地域活性化・消費者応援事業(PeiPei株式会社と連携しポイント還元)
〇住宅改修資金助成期の拡充
〇魅力ある店舗づくりの支援(店舗改装等への助成金と企業診断)
土木費
〇マンション管理適正化の推進(マンション管理計画の認定制度やアドバイザーの派遣など)
〇道路老朽化対策の集中的実施
〇公園等整備工事(大荒田交通公園施設改修等)
〇樹木剪定(公園内樹木や街路樹の集中的な措置)
消防費
〇消防用車両の更新
〇防災情報システムの導入
〇デジタルMCA無線の導入
教育費
〇幼稚園児保護者負担軽減(給食費4カ月無償)
〇小学校体育館空調設備設置工事(東小・南小)
〇トイレ改修工事(西小・塚越小・中央小・二中)〇デジタルドリルの導入
〇女子サッカー教室の開催
食育フェアに参加
2月12日、【食べて・遊んで・学ぼう食育フェア2022】「~健康で心身ともに豊かな生活を~食べて・遊んで・学ぼう食育フェア2022」が中央公民館で行われ、参加しました。
なみレポNo.9
市民の声から実現したものシリーズは、少しずつ整理して画像をなるべく載せられるようにしています。
毎回少しずつレイアウトなども変わってきています。
ジェンダー平等「ファミシェアシート」の作成
私は自分の経験や、さまざまな相談からLifeworkとして、ジェンダー平等に取り組んでいます。年明けから娘と一緒に取り組んだ、家事の見える化「ファミシェアシート」を作成したので紹介します。
「男性は仕事、女性は家庭」
という考えは未だに根強く、特に女性を苦しめている。
これは昔からの家庭の在り方の考え方が原因の一つである。
共働きなのに家事は女性がすることが当たり前とされていたり、男の人が家事をするだけで賞賛されたりしている現状がある。
根拠となるデータとして
1896年に制定された旧民法の第14条にはいわゆる「妻の無能力」が規定されおり、固定観念を根付かせた一因のとされている。また、内閣府が 2019 年に実施した世論調査では、共働き家庭の家事分担割合は妻8割、夫2割、夫の回答では6:4という回答もあった。
この問題を解決するべく
家事を誰か 1人に押し付けず、見えない家事・小さな家事を可視化し、果たすことができる、「ファミシェアシート」を作成しました。
みなさんもぜひやってみてください。
「それ、だれがやる?」~Gender equality from family~
家事は専業主婦・夫、であっても一人だけにやらせるべきではない。
家事は文字通り、「家の事」 なのです。
職に就いていても、そうでなくても、その家に住んでいる人達がお互いを思いやって感謝し、感謝されながら暮らすべき。
これはジェンダー関係なく、家族の形としての基本です。
ただ、それを背負っている人が、女性 ということが問題視されているだけなのです。
「ファミシェアシート」 は家族で大きな家事(料理、洗濯など)以外に、洗い物をする、ご飯をよそう、などの作業も家事 である。それを誰がやったのかを標す。「名もなき家事、小さな家事」ともいうが、これはただ料理を作るのにも作る前、後の過程があるという事を知ることが大切だと考えます。
一人がこの過程を全部やるのではなく、家族全体が進んで自主的にやり、紙で可視化すること。
また、 内閣府の家事分担のデータから、夫本人は家事をしていると思っていても実際は目に見えるところだけで、その過程は妻が行っていることが多い。
そのことを大きな家事をしている人以外の家族がシートを通して知るべきです。
また、子どもがいる家庭でやることで、子どもたちにも家事をやることの大切さが身に付き、将来家庭を持ったときに繋がります。
明日にでも、今すぐにでも始めてみよう!