ジェンダー平等「ファミシェアシート」の作成
私は自分の経験や、さまざまな相談からLifeworkとして、ジェンダー平等に取り組んでいます。年明けから娘と一緒に取り組んだ、家事の見える化「ファミシェアシート」を作成したので紹介します。
「男性は仕事、女性は家庭」
という考えは未だに根強く、特に女性を苦しめている。
これは昔からの家庭の在り方の考え方が原因の一つである。
共働きなのに家事は女性がすることが当たり前とされていたり、男の人が家事をするだけで賞賛されたりしている現状がある。
根拠となるデータとして
1896年に制定された旧民法の第14条にはいわゆる「妻の無能力」が規定されおり、固定観念を根付かせた一因のとされている。また、内閣府が 2019 年に実施した世論調査では、共働き家庭の家事分担割合は妻8割、夫2割、夫の回答では6:4という回答もあった。
この問題を解決するべく
家事を誰か 1人に押し付けず、見えない家事・小さな家事を可視化し、果たすことができる、「ファミシェアシート」を作成しました。
みなさんもぜひやってみてください。
「それ、だれがやる?」~Gender equality from family~
家事は専業主婦・夫、であっても一人だけにやらせるべきではない。
家事は文字通り、「家の事」 なのです。
職に就いていても、そうでなくても、その家に住んでいる人達がお互いを思いやって感謝し、感謝されながら暮らすべき。
これはジェンダー関係なく、家族の形としての基本です。
ただ、それを背負っている人が、女性 ということが問題視されているだけなのです。
「ファミシェアシート」 は家族で大きな家事(料理、洗濯など)以外に、洗い物をする、ご飯をよそう、などの作業も家事 である。それを誰がやったのかを標す。「名もなき家事、小さな家事」ともいうが、これはただ料理を作るのにも作る前、後の過程があるという事を知ることが大切だと考えます。
一人がこの過程を全部やるのではなく、家族全体が進んで自主的にやり、紙で可視化すること。
また、 内閣府の家事分担のデータから、夫本人は家事をしていると思っていても実際は目に見えるところだけで、その過程は妻が行っていることが多い。
そのことを大きな家事をしている人以外の家族がシートを通して知るべきです。
また、子どもがいる家庭でやることで、子どもたちにも家事をやることの大切さが身に付き、将来家庭を持ったときに繋がります。
明日にでも、今すぐにでも始めてみよう!