Blog-Nami Miyashita

蕨市議3期目を目指す ジェンダー平等#自分の名前で生きる自由 選択的夫婦別姓の法制化を!

「みんなでトイレ」導入が実現

改めて、詳しい記事を書きました

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★要望実現★ 避難所での性犯罪防止対策

「みんなでトイレ」導入が実現

 

2020年9月、私が市議会・一般質問で提案・要望した「みんなでトイレ」が市内の小・中学校4校に整備されました。

 

 

「みんなでトイレ」は

避難所においてプライバシーを守り、特に女性や子どもが安心して使用できるテント式の大型トイレです。性犯罪を防止するための目的もあり、女性用、男性用とそれぞれあります。1つのテントの中に多目的トイレを含めた7個の個室があります。災害時、避難所でのトイレは流せないため、使用済みのトイレットペーパー等の処理に苦慮します。このトイレは個室から外に捨てられます。手が入る穴があり外側にはごみ袋が装着されています。また、個室のドアはチャック式で外からはあけられない仕様や個室には除菌用のスプレーを置く場所など細かいところまで工夫されています。

 

災害時には

1995年阪神・淡路大震災、2016年熊本地震、2011年東日本大震災などで避難所での性犯罪被害が多発していたことが報告されています。

 

 

学んだこと

2019年2月に行われた蕨市・錦町コミュニティ委員会主催の「男女共同参画の視点から防災を考える」講演会に参加し、この中で報告されていた性犯罪に強い憤りを感じました。主に、生理現象であるトイレに行き来する途中に犯罪にあってしまうこと、トイレに並んでいる時に連れて行かれて暴行されてしまうケースが多発していること。暗くて遠い場所で男女共同使用というトイレ環境が犯罪につながる理由のひとつだということ。他にもさまざまな女性や子どもたち、性的少数者の方たちの苦境を知り大きな衝撃を受けました。

 

 

4校の整備状況と今後

「みんなでトイレ」は、昨年度・2021年度に二中・東中に、今年度8月29日(先月)に、北小・中央小に整備されました。蕨市の担当課は今後も順次整備をしていきたい意向を示しています。

 

 

最後に・・

避難所においての女性の視点からの防災は重要な課題です。女性や子どもが過ごしやすい環境は、誰にでも過ごしやすい環境になると思います。今回はたくさんあるテーマうちのひとつが実現されました。日本共産党は今後も引き続きジェンダーの視点での取り組みを進めます。

 

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