「核兵器のない世界へ」新たなステップ

原水爆禁止2017年世界大会・長崎に7千人の代表が集まる


原水爆禁止2017年世界大会が3日~5日、広島市内にて国際会議が開催。4日・5日には世界大会・広島が開かれました。「ヒロシマデー集会」には日本共産党志位和夫委員長が参加し、「私たちの手で核兵器禁止条約にサインする政府をつくろう」と連帯のあいさつをしました。松井一実広島市長から「国連会議に参加しなかった国々には条約に締結した国々と同じテーブルにつき、条約が法的な実効性を高めるための取り組みをすすめることが求められる。それを後押しするみなさんの協力が不可欠です」とのメッセージが寄せられました。

続いて、世界大会・長崎が7日~9日、長崎市内で開催されました。海外と全国各地から集まった7千人の代表で、開会・閉会総会の会場となった長崎市民会館体育館は熱気に包まれました。埼玉県からは多くの青年をはじめ145名を超える代表が参加。蕨からは大森健太氏が長崎大会や青年のひろばに参加しました。

7日の開会総会には、核兵器禁止条約交渉会議をリードしてきた中満泉・国連軍縮担当上級代表をはじめ被爆者、各国政府・海外代表、国内の反核平和団体、国民平和大行進者などが勢ぞろいしました。

中満氏は、核兵器禁止条約の意義について語り、「国連核兵器のない世界という目標へ具体的な歩みを進めるため、すべての国々や市民社会と協力し、いっそう努力したい」と訴えました。

主催者あいさつをした安西郁郎氏は、核兵器禁止条約はパワフルな条約であると述べ、「条約をパーフェクトにするために、核保有国と同盟国の政策を変更させ、核兵器廃絶の道を歩もう」と力をこめました。被爆者を代表して木戸季市・日本被団協事務局長が「国民の暮らし、安全を守る真の首相をつくろう」と呼びかけました。

韓国、フランス、ベトナム、アメリカで活動する海外代表や、ヒバクシャ国際署名連絡会がある東北6県や山口県の代表らもスピーチ。長崎市の田上富久市長が、今年は長崎にとっても皆さんにとっても特別な年になったと述べ、「条約採択の源流は被爆者にあった。平和の種を宿した皆さまにエールを送ります」とあいさつしました。翁長雄志沖縄県知事のメッセージも紹介されました。

9日の閉会総会「ナガサキデー集会」には、国連核兵器禁止条約交渉会議のエレン・ホワイト議長から「みなさんのリーダーシップを頼りにしています。私の決意はゆらぐことはありません」とのメッセージが紹介されました。「核兵器禁止条約に背を向け、9条改憲をもくろむ安倍政権を、市民と野党の共同の力で解散総選挙へ追い込みましょう」との世界大会・長崎決議を採択し、大きな盛り上がりの中で閉幕しました。