市役所・新庁舎建設設計概要
市ホームページで公開
現在、ホームページで新庁舎建設実施設計概要が公開されています。
昨年4月に公開された基本設計
基本理念の「―歴史・文化を活かし『未来の蕨』を創造―人と環境にやさしく、市民に親しまれ、安全でコンパクトな庁舎」、5つの基本方針(防災拠点となる安全な庁舎、だれもが利用しやすい庁舎、環境にやさしい庁舎、建設・維持管理コストを抑えたコンパクトな庁舎、市民が親しみやすい庁舎)に基づき、建物の配置計画や各フロアーなどの平面計画、防災計画、すべての人が利用しやすいユニバーサルデザインに配慮する計画、自然エネルギーの活用や省エネルギー対策などの環境配慮計画、市民協働や情報発信の計画などがイメージとともに示されました。
今回の実施設計概要
さらに具体的に配置や平面計画、庁舎外観、実際に市役所を訪れた人や車の動線などが示されるとともに、5階建の建物に、大地震時の機能維持に効果の高い免震構造を導入することなどの構造計画、電気や空調、給排水などの設備計画の概要が記載されています。
この間、市民からは、大きく張り出した軒下や、双子織をイメージしたデザインなどの外観、市民活動や交流に配慮した計画、動線や使い勝手に配慮した配置などに期待や関心が寄せられていました。また、今後の工事については、近隣を中心に騒音や安全確保など一層の対策を求める声も寄せられています。
現在は旧庁舎の解体作業中
外構の撤去や建物の囲い設置が行われ、一定の騒音を伴う本格的な解体は3月から始まり6月には完了します。その後、建設工事が始まり、2013年秋の開庁予定となります。
なお、市役所の敷地となる旧県道の一部は、2月17日に囲いが設置され、通行できなくなりました。
通行の際はご注意ください。
新庁舎イメージ図