蕨市新型コロナ緊急対策第5弾の主な内容
3月定例市議会が2月19日に開会するにあたり、賴髙市長は蕨市新型コロナ対策第5弾について発表しました。
市独自に高齢者施設等従事者のPCR検査を実施
1月8日に緊急事態宣言が発出され、飲食店を中心に営業自粛などの努力が継続されていますが、新型コロナウイルス感染症の拡大は収束には至らず、深刻な自体が継続しています。
今回の総事業費は4億2422万円
第1弾~第5弾の緊急対策の総計では16億3457万円となります。今回の対策は、「さらなる検査・医療体制の充実委強化」「生活支援・経済対策」「ワクチン接種体制の確立」の三つの柱で、5つの対策が盛り込まれています。
主な内容については、以下をご覧ください。何れも、感染拡大の不安を深め、暮らしや営業の危機に直面した市民の願いにこたえるものです。
蕨市新型コロナ緊急対策第5弾の主な内容
<更なる検査・医療体制の充実強化>
〇高齢者施設等従事者に対するPCR検査委託事業(1,405万円)
重症化リスクの高い高齢者や障害者が入居する施設等でのクラスターを未然に防止するため、市内全ての施設従事者を対象に、月1回(計2回)のPCR検査を無料で実施【複数回の実施は、県内初】
〇市立病院の医療体制強化支援事業(1億円)
新型コロナ感染症対応をはじめ、救急指定病院、地域の中核病院として、安全で安定的な医療を継続的に提供していくため、医療体制強化に向けた支援を実施
<生活支援・経済対策>
〇蕨市フードパントリー補助事業 100万円
新型コロナ感染拡大の影響から収入が減少し、生活が困窮している世帯に、食料の配布と生活相談を実施する蕨市社会福祉協議会への補助
*2月・3月に2回開催 食料は各150世帯分
〇蕨市電子商品券支給事業【県内初】 2億6,600万円
全世帯の家計を応援し、市内の消費拡大を通じて、地域経済の活性化、市内事業所への支援を図るため、全市民に1人3,000円の電子商品券を支給
*感染防止に有効とされるキャッシュレス決済を活用
<ワクチン接種体制の確立>
〇新型コロナワクチン接種事(4,317万円)
市民へのワクチン接種に向け、接種券等の印刷やコールセンターの設置、システム改修など、接種体制を構築し、医療従事者・高齢者への接種をスタート
※詳しくは市役所にお問い合わせいただくか、市ホームページをご覧ください。