蕨でつどい 女性と人権
すべての人の個人の尊厳が大事にされる社会へ
セクハラ パワハラなくそう
〜女性と憲法が本当に輝く時代を〜
が、「暮らしと平和を守る会」主催で開かれました。
まず、世話人の浅名すみさんがあいさつ。6月の蕨市議会で採択された「選択的夫婦別姓を求める意見書を国に提出することを求める」陳情を紹介。陳情の代表者、T氏も本日この会に参加していることをはじめ、取組みが認められたことの喜びを示しました。
続いて、梅村さえ子さん(参議院予定候補)が、女性と人権・セクハラとパワハラについて講演しました。
日本社会において、セクハラ・パワハラがひどいこと、その被害が深刻だということについて述べ、どのように考えるか、女性の人権についての考え方を導きました。
会場はみな、真剣に耳を傾けて夢中で聞いていました。
交流では、わたしも発言。この間取組んだ選択的夫婦別姓についてや、このことが女性の人権と大きく関わっていること、あわせて 議会一般質問では性犯罪被害者支援や、男女共同参画について 人権問題を取り上げことを紹介しました。
参加者からは、「こういうことがあるのは知っていたけど、どう考えてよいかわからなかった。」「勉強になった」など、感想が寄せられました。
主催者側からは、「今後も続けていきたい、取り組んでほしい題材などあれば提案してほしい」と呼びかけがあり、それを受けて30代の女性参加者が要望を出しました。
子どもの保育園で、娘が「パイロットになりたい」と言ったら、先生から「女の子はC・A、キャビンアテンダントよ」と言われたこと、また、ランドセルの色についても、茶色を選んだら「ピンクとか赤じゃないの?」と言われたことなど、体験からくる出来事を紹介しながら、「女の子は何色、女性の仕事はこれ、など 性別によってこういうもの、というのが、知らないうちにすり込まれている。保育士の人や、学校の先生とか、教育に関わる人も含めた 学習会をしてほしい」と訴えました。
梅村さんは、「性別的役割分担についてはとても大事なこと。人の「こうしたい」という気持ちに、男とか女だから とかで、できないことはない、これも大事な人権課題だ」として重要性を認めました。そして、「市議会でも取り上げてみては」の問いかけに、わたしは、今6月議会で、男女の性別的役割分担についても取上げたことを報告しました。
41人が集まり、意見交流でも積極的に手があがり 活発な交流ができました。
↑梅村さえ子さんがあいさつ
世話人の浅名すみさんと
梅村さえ子さんと