「灯火の言葉」呪いの言葉の解きかた
「呪いの言葉の解き方」この書籍に感銘を受けた。
わたしは小さいころから現在に至るまでこの「呪いの言葉」に縛られ続けていた。
この書籍の中で呪いの言葉とその解き方の説明が、リアル体験を通しながら書かれている。とてもしっくりとくる内容だ。
そして「灯火の言葉」ということが出てくる。
それは、“人を動かす言葉を持った人”のこと。
「人を動かす言葉を持っている人は、期待があってもその期待については自制して語らずにおける人であり、一方で肯定的に認める言葉については積極的に送り続けられる人」
これにも衝撃を受けた。
これを読んだ時にある2人の人物を思い浮かべた。
一人は女性。もう一人は男性だ。
2人ともわたしの中で大きな衝撃を与え、出会ったことで人生を変えている。
先に6〜7年前に女性の方と出会った。
ある自治体の職員であり、当時「呪いの言葉」に苦しんでいたわたしに、自由を掴むための力をくれた人物。そして現在もわたしに協力し続けてくれる人。
次に男性の方と出会った。出会ったのは3〜4年前だが、
最近気づいたが、この人物は、私がようやく心から信頼することができる初めての「異性」だ。
この2人に共通のスキルがあるので紹介しよう
絶妙なタイミングで
絶妙な声のトーンで
超ソフトな物言いで
相手を自分のペースにのせていく。
そしてたくさんの「灯火の言葉」をくれる。
書籍の中ではこうも書いてある。
“肯定的に認めるとは、その人の「今」を評価すること。期待をかけるとは、その人の「今」の「その先」を評価すること。
期待されてがんばる人もいるが、期待されるとその期待につぶされる人もいる。期待とは「今」のままでは不十分だと「今」を否定することでもある。
相手を肯定的に認めることは、多くの人はできるのだ。けれど、肯定的に認めることを、てらいなく、力強く、言葉にして相手に実際に届けられる人は、そう多くない。それができる人が「人を動かす言葉をもった人」なのだと思う。”
選挙や市議会でいろいろなことを感じ、考える日々。いろいろな人が“自分は正しい”と思い込み、いろいろな事を言ってくる。
でも、なぜか私の心は動かない。乾いた風が吹いていた。
でもそういう中でも、この本を読んでわたしは
「わたしは『灯火の言葉』をくれる人間に、出会うことができている。しかも2人もっ」と気づいた。
呪いの言葉を解く方法は、この書籍の中で書かれているので、おおいに活用し、この2人からもらった力を、人のために役に立たせる。
たくさんいろいろな事があった私の40数年。
これからは、“のびやかに呼吸ができる場所” を自分で作っていこう。
この書籍では、他にも「湧き水の言葉」ということについても書かれている。
たくさんの「呪いの言葉」。
これさえも力に変えて、自由に生きていこうと決心をした、そんなエピソード。