自殺のない街づくり

錦町コミュニティ委員会主催(男女平等推進市民会議共催)で、7月14日に「自殺のない街づくり」と題し、NPO法人湘南DVサポートセンターの瀧田信之理事長の講演会が開催されました。


瀧田氏がこの問題に注目したのは14年前。

滋賀県大津市の男子中学生の自殺をきっかけに、いじめとはどのようなものなのか研究しました。そして、人権や暴力について、被害者がどれだけ傷つくのか等学び、独自で「いじめ防止プログラム」を開発。これは、子どもたちが主体となって、いじめを未然に防ぐというもので、神奈川県藤沢市の中学校において初めて取り組まれました。いじめを未然に防ぐためのリーダー役、有志の生徒スクール・バディを募ります。「バディ」とは「仲間」の意味で、生徒は8時間の研修後、校内の「バディ・ルーム」を拠点に、いじめを受けるなど悩みを抱えた生徒の相談に応じたり、いじめ防止を啓発する企画を考えたりするものです。

「学校の雰囲気が変わった」と評判が広がり、横浜市川崎市、東京都や三重県でも取組みが広がっています。

 

瀧田氏は「不登校の状況があった場合それを改善しようとする。子どもの気持ちを受け止めようとしないで学校に戻そうとする。それが問題」と述べ、「地域コミュニティは重要。子どもたちの気持ちを受け止める場所が必要とされている。暴力による被害者を一人でも減らしたい」と強く訴えました。

f:id:miyashita03nami08:20180804181623j:image

西公民館。講演する瀧田さん