要求が実現へと進む 外国人と共生 地域で「やさしい日本語」の習得を

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2018年3月一般質問から一部抜粋 ↓ ↓

「同じマンションに住んでいる外国人にゴミの出し方の説明をしてほしいと頼まれた。」英語が話せるある市民からの話です。

 

その人はこうも言っていました。

「手助けするのはよいが外国人の数が増えてきている。わたし一人が個人で対応すればよい問題ではなくなってきている。蕨市に相談したいけど、担当窓口がないためどこに相談すればよいかわらからなくて困っている」。また、若い外国人に日本語を教えるある学院の職員の話では、「外国人生徒を連れて市役所窓口へよく行く。でもその対応にはこちらも苦労するもの。ある時『え?ちょっとそれはないんじゃない?』と思うようなことがあり、『わかりました。では今度からは生徒だけで来させた方がよいでしょうかね?』と言ったところ、慌てて対応が変わった。やはり言葉の問題があると思う。外国人に対応できる専用の窓口を作ってほしい」。ということでしした。

私はこの問題について、この間よく考えてきました。「外国人専用の窓口を作ってほしい」との市民からの要望があり、それに共感していたので去年9月の一般質問でも取り上げてきました。しかし、現状は、お金も人も足りない蕨市としては難しく、今議会で梶原議員の代表質問でもそれは明らかにされてきました。窓口設置という要望に対して、ハードルはとても高く、今乗り越えられる問題ではないということを痛感しています。将来、そういった専用窓口ができて仮称「外国人コンシェルジュ」が2~3人配置されることができたら素敵だなと思いますが、今はそうなることを目指して現状できることを考え、その提案をしてみたいと思います。

 

問題をよくよく見ていくと先ほど紹介した事例以外でも「通りすがりにポイ捨てをする」「大きな声でしゃべってうるさい」などもっと細かいこと、文化の違いからくる生活面での悩みなど、いろいろな声が出ています。なぜ、彼ら彼女らがそういう風な行動をするのでしょうか。
それは、そのことが、日本のルールにおいてやってはいけないことだと知らないからです。もしくは、知っていても感覚的に身近に感じないからです。

 

自分の事例を紹介します。

わたしは約2か月間、中国で暮らした経験が2〜3回あります。話す言葉は中国語です。中国といっても上海でしたので現地の人のほとんどは上海語でした。でも私が日本人とわかると話すことばは中国語、つまり北京語で当たり前ですが、簡単な、やさしい北京語でした。生活習慣が違うので現地の人から見たら変な行動をとっていると思われていたと思いますが、でも現地の人からわたしは迷惑な日本人だという顔はされたことはありませんでした。例えば、公園に行ったときのことです、私はバックから携帯電話を出しました。そうしたら一緒に同行した人たちが早口でたくさんワーワーしゃべり出しました。私は何ごとかと驚きましたが、落ち着いて話を聞こうをするとゆっくり話てくれました。「中国では公園などで携帯を出してはいけない。盗まれるし襲われるから」ということでした。また、バスに乗るときも基本的に日本風で言うといわゆる「ずるこみ」は当たり前。自分が前に前に出て絶対に席を確保する意気込み。それは交通事情が日本と全く違う上海では、バスに立って乗ることは危険だし、人が多くて乗り遅れることは当たり前だからです。ですので、私もいわゆる「ずるこみ」をしました。また、あるファーストフード店のトイレにおいては、用を足すための個室では、皆がドアを開けて話をしながら用を足しているし、別の店のトイレでは、ズボンやスカートを履かないで下げたまま手を洗っていたり、その時は私は思わずトイレに入った瞬間その光景を目撃したのでそのままドアを閉めて出てきてしまいましたが、日本では信じられないことが当たり前の日常生活でした。

外国人の生活習慣の違いをわれわれ日本人が迷惑だと感じたら、「やっかいな隣人」と捉えてしまいがちではないかと思います。しかし「やっかいな隣人」として嫌な顔をしているだけではもはや、一緒に地域で暮らしていくうえでは問題は解決していきません。私たちの意識が「ともに日本社会を作っていくパートナー」としてまず変わることがまず必要だということが大切なことです。「ともに日本社会を作っていくパートナー」として考えた場合、どうやって日本で、蕨で、お互いに気持ちよく暮らしていけるのか、地域のルールや生活の仕方などの情報をどう伝えていくのか。どんな言語を、何語を使うのか?中国人が増えたら中国語でしょうか。ベトナム人が増えたらベトナム語でしょうか。紙媒体で作成するものは、表記としては可能かもしれません。しかし、紙のお知らせを渡すだけでは問題は解決しません。地域に住んでいる日本人が説明してコミュニケーションをとってわかってもらう努力をいくことが求められます。

外国人と共に心地よく暮らすために、地域住民と一体になって蕨市全体で情報伝達スキルをつけていってみてはどうでしょうか。 詳しくはこちら↓

http://warabi.gijiroku.com/gikai/g07_Video_View.asp?SrchID=547

 

主な内容:

外国人と共生するために「やさしい日本語」の習得を

【宮下】生活習慣の違う外国人とともに地域で一緒に暮らしていくために地域の日本人が外国人にわかるように「やさしい日本語」で話して働きかけることが大切。保育現場において外国人保護者等への説明で困ることがあるのではないだろうか。ネットワークステーション等で中国語などの外国語と日本語の両方が話せる人を探して、そういう人の力をかりてみたらいかがでしょうか。
【部長】検討していきたいと思う。
【宮下】外国人がわかりやすいやさしい日本語の研修を自治体が先頭にたって取り組んでほしいがどうでしょうか。
【部長】開けたら良いかと思う。やっていきたい。

(質問と答弁は要約して記載しています)

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これまで地域での要望は主に「市役所に専用の窓口設置を」とお願いしていましたが 今回は今できることで必要な施策を提案しました。

大きな目標は、小さな“問題解決”の繰り返しで達成できるものだと学びました。